「まちの成長、まちの成熟」への考え方が多様化する今日、人の想いや歩み、企業の哲学や創造力、地域の文化や歴史など、様々な可能性がまちの資源となりえます。そして、その活用には可能性をカタチにする具体的な方法論が必要です。
本プロジェクトでは、そのための方法論の開発を、「場」という概念を切り口に取り組んでいます。

私たちの考える「場」では、

1. 対象とする時間・空間に関わる多用な“当事者たち”とそれぞれの視点による“価値”が共有される
2. 当事者たちの直接的なコミュニケーションを通じて、価値の“共創と増幅”が起こる“プラットフォーム”として機能する
3. プラットフォームとしてのプレゼンスの確立がまちの活性化に繋がり、また、まちの活性化がプラットフォームとして成長するサイクルを持つ

を仮説としています。

「場」を創るためのマーケティング研究に取り組むことは、自治体や地域団体がまちの魅力や価値を高める創造的なインフラ整備として、企業が顧客とのコミュニケーションや社会貢献の戦略性を高めるために、重要な意味を持ってきます。
現在、私たちは、自治体・企業・文化観光施設などとの共同研究を通じて、公共・非営利分野で利用可能な“評価ツール”の研究・開発を行っています。

■Book	「地域を変えるミュージアム ー未来を育む場のデザイン」 [Publisher] [Amazon]

■Contract/Joint	場づくりマーケティング・コンソーシアム [Web] 場づくりマーケティングの調査・研究とツール開発（2011-2019年度）
	シェアタウン・コンソーシアム シェアタウンに関わる研究開発と実装（2014-2019年度）
	株式会社乃村工藝社 “場づくりマーケティング”の先導事例研究とモデル化（2010年度） “場づくりマーケティング”の知恵と作法（2009年度） モノサシとしての“場”づくり（2008年度） 場づくりマーケティング（2007年度）
	等