組織や企業による活動の結果として、社会にもたらされる成果（アウトカム）は、その活動を担う組織や企業の“マネジメント”の質によって差が生じます。そして、そのマネジメントの質を高めるには、「めざすべき価値は何か」「活動の結果として何がどれくらい達成できたのか」「設定した目標の達成状況はどうか」といったことをチェック（評価）し、改善へとつなげる「評価システム」の設計・デザインも重要となります。

CMRプロジェクトでは、「社会的（公共・非営利）な成果」に関する評価システムのあり方や、評価に利用する情報の収集とその反映方法、高い成果を効率的に実現するための協働システムのあり方などについての調査・ 研究を行っています。
また、その調査・研究対象としては、公共経営、行政経営、NPO経営、学校経営、地域経営、まちづくり活動…といった、公共・非営利分野における実践事例はもちろん、民間企業経営やインターネット上のコミュニティの先進事例などにも幅広くヒントを求めて活動をしています。

現在、CMRプロジェクト内には５つの研究ユニットがあり、相互に連携しながら、多彩な研究プロジェクトを推進しています。

■Research Unit	School Education 教育政策・評価情報の研究・開発
	Sports 発想が変われば、まちが変わる スポーツを通じたソーシャルイノベーション
	Health Care & Cure 健康・医療を通じたコミュニティマネジメントの研究と実践
	Machi & Ba 新しい可能性をカタチにするまちづくり・場づくりの マーケティング戦略＆ツール研究と実践
	Tool Development 調査支援・分析ツールの研究開発

■Office	慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス　κ508 〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤5322 E-mail: cmr-info＊sfc.keio.ac.jp（「＊」を「@」に置き換えてください。）